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73回目 物理と化学的動因をもつ患者さん

73回目 物理と化学的動因をもつ患者さん

70代の女性が来院した。主訴は右下肢の不調。
右臀部の筋の張力は明らかに低下している。骨盤のカタチは、いわゆるIN-EX型。身体が右凸型の「くの字」になっている。

主訴
「泣きたくなるような切なさが右下肢にある。時々は非常に痛む」という。

主なケガ
右足に「下駄骨折」がある→整形外科による診断名。

初診
色々な部位を30カ所ほど治療した。絶対基準法/音検査に合格したところで、症状を訴えてはいるが様子をみるため治療を終了した。

1週間後に来院してもらった
症状は好転していない。同じつらさが臀部~右下肢にあるという。初診時では身体を動かす/よじるような動作を常にしていたが今日はない。
数十カ所治療をした、絶対基準法/音検査に合格したので治療を終了した、

1週間後に来院してもてらった
本人が言うには右側の症状は治ったが、今度は左下肢がおかしいという。身体の右凸型は依然ある。
病歴の中に、3才のときジフテリアの予防接種うけた。その接種をこじらした痕がいまだにある→左上腕中位に幅3cm/長さ5cmぐらい

調べると力学的負荷がその痕に残っていた。負荷を力学的に打ち消すように、軽い打撃を5~6回ほど与えた。
身体の右凸型が消えた→以後の来院時にはもう右凸型は現れない。

症状が左側になったので、内科的処理をした。ここでの内科的処理とは、化学的に疾患にアプローチする意味だ。

1週間後に来てもらった。もう症状は消えたという。健康維持のため、月1回ほど今は来院してくれる。

治療のまとめ
・身体右側の不調は、「下駄骨折」による、記憶からのものと考えた→20年ほど前のもの。
・身体右凸型は、3才時のジフテリアの痕をつくった動因不明の力学的負荷に関係している。
・身体左側の不調は、内科的要素によるものと考えた→以後の治療を内科的要素においた。

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