カイロは米国の正規医療。もみほぐし治療はしない。医療と慰安は両立しない。

第54回目 光と脳の反応

第54回目 光と脳の反応

目から脳に適合する光をいれ、身体のどちら側:左/右側を治療するのか。上・下部を治療するのかをしらべた。その過程で興味ある事実にでくわした。*臨床で使用している。

1.脳の光にたいする適合性は左/右で異なる。脳はそれぞれ2つずつの異なる光に反応する。
二つは対等な関係ではなく、主―従の関係に似ている。一方が主。他方が従。

研究報告によれば脳の機能は一方が高まっているとき、その反対側は低くなるという。
光にたいする脳の適合性の異なりは一方が高まり、他方が低下していることをしめしているのかもしれない。
また持続的精神ストレスにさらされると、両側の脳機能は下がるという。

2.いま仮に治療対象部「A」が身体右側に出現したとしよう。「A」は右側にあるにもかかわらず、右脳の適合光にも反応する。このじじつは正常な脳であれば、お互いのすることを、お互いが知っていることになる。

以前ブログで紹介した、Sprite型ブレイン(Lateralization)と比較するとよくわかる
右の脳のすることを左の脳は知らない。反対に左の脳のすることを右の脳は知らない。

3.光にたいする適合性は直接目にいれたばあいと、皮膚に照射したばあいでおなじになる。脳神経系は皮膚からの神経と、腸からの神経の束になったものだという生物学の教えがよくわかる。 *検査中は患者さんに目を閉じていてもらう。
ただし皮膚のばあい、その区分が賦活していることを条件とする。

参考
1例報告
右側に脳出血の病歴をもち、左側に軽いマヒのある患者さんが来院した。初診時、光にたいする適合性は左右の脳とも同じだった。2回目の来院のとき、それぞれの脳は異なる光に反応するようになった。

コメント



認証コード7473

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional