117回目 音による治療力の確認
117回目 音による治療力の確認
木村建次郎・神戸大学教授の話を聞いたのは去年(2020)だった。マイクロ波マンモグラフィーを完成させたというのだ。10年かけ数学の超難問を解き明かし、この装置を完成させたようだ→詳細は読者自身でおこなってください。
治療力:アジャストメントとすると「背骨ポキポキ」のイメージがつよい。
そのイメージをさけるため、本ブログでは「治療力」と記した。
話を聞いてから体表医術の方にも、この考え方を応用できないかと考えはじめた。治療対象部をそこそこの範囲でみつけ出すためだ。
カイロの方では左右脚長の差をもちいて、治療対象部を特定する方法がある。あるにはあるが「本日の治療」後に、ハカリ/下げふり糸をもちいて判断をすると「?」。
我々は、(数学を交えて)マイクロ波は使えない。音は使える。使用の目的も単に、治療対象部がある範囲内に、存在するか否かが分かればよい。手術のように疾患部の正確な位置/大きさ/形状等をしる必要もない。
音を使って色々やってみた。うまくいかなかった。そんな中、治療対象部を見つけるのではなく、くわえた1つ1つの治療力が作用しているのか、していないのかを判断してはどうかと思いついた。これはうまくいった。
「本日の治療」終了時点でおこなう、ハカリ/下げふり糸/音検査/首の伸展テストに合格する。ただこの方法はまだ、1年の四季/気温の淘汰圧をうけていない。
Nature誌にものっていたが、四季/気温が身体におよぼす影響を、国/地域/民族をこえておこなったようだ。影響があると実証された。