カイロは米国の正規医療。もみほぐし治療はしない。医療と慰安は両立しない。

107回目 「系-」/メジャー/順位

107回目 「系-」/メジャー/順位

今までブログで「系-」/メジャー/順位について述べてきた。私の文章力の無さのためか、それぞれが独立した概念のように思われてしまったようだ。ここでもう一度、これらをまとめてみた。 * school@waichisato.com

3つの概念
「系-」/メジャー/順位は、3つで1つの組になる。メジャーとは表現化されたカタチに対し、1番目に治療をくわえる位置をいう。ここでは身体の表現化されたカタチを「系-」とよぶ。

いま1番目とのべたが、1番目とは順番をあらわすと同時に、正確な治療位置でなくてはならない。
治療者の中には「カイロの検査」を誤解している者もいる。検査は治療位置をもとめるものだと思っている→間違いだ。

表現が逆になるが
検査は治療対象位置をきめると同時に、その位置は治療順番を満たしていなければならない。そうでなければ「本日の治療」終結時におこなう、ハカリ/下げふり糸/音検査に合格することはない。 *順番+位置→順位とよぶ。

ただ臨床上問題なのは「系-」が何層構造になっているのか分からないことだ→「系-#」がいくつ現れるか分からない。

治療とは
アジャストメントによって変化・進行する「カタチ」を追尾して、さらなるアジャストメントをくわえていく行為といえる。

❖いまから検査/治療を開始しようとしよう
はじめに現れた身体の表現化されたカタチを「系—1」とよぶ。「系-1」にアジャストメントをくわえる。カタチは変化・進行し「系-2」があらわれる。「系-2」のメジャーをみつけアジャストメントをくわえる。治療の順位が正確であれば、「系-2」はさらに変化・進行する→「系-3」--------→「系-#」。

結果として「本日の治療」終結時点で振り替えてみると、20~30箇所ほどアジャストメントすることも珍しくない。むしろ普通だ→アジャストメントはすべて、順番/位置の条件をみたしていること。
治療対象部の順位は各人、その日・その日によって大きくことなる。さらに「日のサーカディアンリズム」を意識すれば、患者さんを診る時間帯によって順位が変化することは想像に難くない。身体は非線形系。二度おなじカタチはあらわれない。

❖表現化(顕在化)されたカタチを治療対象部にしている
私はいま表現化(顕在化)された身体のカタチを診ている。潜在的なものについては、
無視したかたちになる→何故?

残念ながらいまのところ「潜在」をさぐる方法は、音検査1つしか持ち合わせていない。
1つでは観察結果を治療に結びつけるには無理がある。

私は観察結果を治療にむすびつけるには、最低3つの異なる方法で同一の結果が導き出されたときだと考えている。音検査1つでは、潜在性をさぐるには不十分だ。そんな理由から、いまは表現化された身体のカタチのみを治療対象としている。 
*観察結果:一般に用いられる「診断」の意味として考えてもらいたい。

❖音検査について
音には重さがない。「本日の治療」終結時点で仰臥位/腹臥位/立位での音は、1つの
幹音に集約する→3つの姿勢における音すべてが同一音になる。

とう然だが、ハカリ/下げふり糸/音検査に合格しないようなら、「本日の治療」は
続行する。ここで自分に都合のよい理由をつけて、「本日の治療」から逃げてはいけないと考えている→評価/確認なき治療に進歩なし。

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