カイロは米国の正規医療。もみほぐし治療はしない。医療と慰安は両立しない。

105回目 問診/TV-サイレント・ボイス

105回目 問診/TV-サイレント・ボイス

いま栗山千明さん主演のTV,「サイレント・ボイス」という番組が放送されている。
栗山さんの役柄は捜査官。犯人に対して取り調べをおこなう。

犯人の取り調べの前に彼女は、犯人と日常的な会話をする。会話のなかで犯人の反応形態の概要をつかむためだ。概要をつかめたらいよいよ、犯人しか知りえない質問を犯人にぶつける。

彼女は犯人に色々な質問をする。とう然、犯人は罪を逃れたいため虚偽の告白をする。
捜査官(栗山さん演じる)は言う、「私はあなたに聞いてはいない。あなたの大脳辺縁系に尋ねているのだ」と。
捜査官は質問に対しておきる、犯人の微小な身体上の変化を読み取り、嘘/真実を判断するのだ。

この技法、本人が忘れてしまっていること/意識していないことまで、引き出すことができるのではないかと考えた。医術における問診の極意のようなものだ。

ザックリ言って問診とは、「患者さんが言葉/身振り手振りで答えてくれる情報」といえる。
ここに大脳辺縁系の情報をプラスできたらより良いと思い、以下のことを行ってみた。

大脳辺縁系の機能(wiki)より
人間の脳で情動の表出/意欲/記憶/自律神経活動に関与している複数の構造物の総称。生命維持や本能行動、情動行動に関与する。

臨床でおこなったこと
今回はコロナのこともあり、Dysbiocisの有/無にもちいてみた。方法については誤解をまねく可能性があるので、その結果のみを述べる。

結果を得るための情報源としては、マントラの「ン-音」をつかった。患者さん自らに
音を発生してもらい、音の変化を低周波発振器でよみとった。

Dysbiocisの状態にあると、音の周波数が安定しない。声をだしてもらうごとに、その周波数が変化をする。これはDysbiocisの特徴の1つである、温度が上昇しているからだ。

なぜ音を使用したのか
東洋医学の「声/音」でも述べているが、音は内臓と関係するようだ。私の臨床結果からも、音が身体と深い関係にあるのではないかと思える。

例えば、香取神道・目録の巻は「エイ ヤ トゥーという気合の下に秘伝あり」と伝えている。
沖縄剛柔流は技をくりだすとき、「スー ハー ン」を用いるとの口伝をならった(渡口政吉伝)。マントラも音を主体にしている。

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