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103回目 坐骨神経痛

103回目 坐骨神経痛

以下の内容は、我々の系統発生学が正しいとする前提にたっている。「より初期に発生・獲得した形質ほど生命にたいする、支配力はつよい」。

体表医術による治療として知っていた方が良いことがある。坐骨神経痛は右側と左側ではその治療方法がことなる。
ザックリ言って左側は内科的要素を強くうけ、右側は構造力学的要素を強くうける。

何故、右と左でその疾患動因がことなるのか?正確なことはわからない。ただ生命体としての発生初期、生命体として成り立つための条件/獲得形質があった。

成り立つ条件:内/外の境膜。生命を維持するための、エネルギー供給源と熱力学第2法則の克服。
獲得形質:重力による上・下感覚。惑星運動による明暗の認識。

Natureによれば、3胚葉の獲得順番は内胚葉→外胚葉→中胚葉の順になる。内胚葉が重力感覚に結びつくのは想像に難くない。

  *元東京工業大学・平澤彌一郎教授によれば、ヒトの重心は左側にある。

体表医術への展開
今回は右/左座骨神経痛にたいして、Heel-uo Testを取り入れることによる結果をのべてみる。

Heel-up Tesとは
SOT:tip toe testに似ていると解釈してもらいたい。tip toeのばあい踵を持ち上げたとき、身体を傾ける患者さんがいる。これでは検査が意味をなさない。そこで少し改良をくわえたのが、Heel-up Testと思ってもらいたい。

Heel-up Testの結果はTip toeと同様、おおよそ5つある。
プラームライン(=下げふり糸)に対して、後部正中線が
 ・ラインに一致する。
・ラインに接近するが、一致まではいかない。
 ・ラインから離れる。
 ・ラインを越えて、身体が逆側にいく。
・変化をしない。
   *注意
    我々は以上の関係が片側でおきることを期待している。臨床では両側でおきる
    ことも少なくない。Pre-majorからの影響がつよいこともある。

治療過程のどこで検査をおこなうか?検査は一定の手順でおこなえるとは限らない。大げさに言えば、無限の変化を必要とする。非線形系である身体に対したときの、難しさの1つといえる。     

❖臨床へ
ハカリ上検査において、右側40㎏。左側20㎏。Heel-up Testで右メジャーとでた。このとき座骨神経痛は左側に発生する。

この関係が成り立つには術前検査で、左右差が10㎏ぐらいあることを条件とする。
では8㎏はどうか?上の関係が成り立つこともある。成り立たないこともある。

*ハカリを治療に用いるのであれば、「本日の治療」終了時では最低限度、
左右の脚にかかる重さを等しくすること。
*必ず、アナログ・ハカリを使用すること。

❖余談
平澤先生の説は正しい。右/左側と身体重心が定まることはないと主張する体表医術者もいる。治療前・操作過程でPre-majorを 外せば、平澤先生の説が正しいことは分かる。

過程とは
Pre-majorは「ちょこちょこ」と操作をして外せるものではないことを意味する。
Pre-majorを外すだけで30分ほどかかることもある。

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