カイロは米国の正規医療。もみほぐし治療はしない。医療と慰安は両立しない。

87回目 アルツハイマー病の自己診断

87回目 アルツハイマー病の自己診断

最近、認知症にたいする保険をいろいろな保険会社がうりだした。利益がでると見込んでいるのだろう。また、認知症早期発見のアプリもでている。school@waichisato.com
いま日本では認知症を引き起こす原因の60%が、アルツハイマー病によるものだという。

世界的には3000万人のアルツハイマー病の人がいる。Weil先生による自己診断法といえる、アルツハイマー病の徴候がのっていた。

❖同じことを何度も聞く
 いままでやっていた仕事の手順を他人に聞く。あるいは他人を頼るようになる。
 本人は良く分かっている作業なのに、その完成に時間が多くかかるようになる。
 ・料理を作る時間が長くなる。
 ・月々の支払い金額が分からなくなる。
 
❖よく分かっている事が分からなくなる
・普段自分が使用している、運転道路があやふやになる。
・常に使用している電話番号が、分からなくなる。
・好きなゲームのルールが分からなくなる。

❖時間と場所が分からなくなる。
・日常をわすれる。
・行先を忘れる。人を思いだせない→忘れる。
・意識することなしに、時間の経過を忘れる。

❖視覚的イメージの理解ができづらくなる。
・読むこと。
・色の識別/コントラストが分からなくなる。
・物と自分の腕の距離間が分からなくなる。
・鏡に映る自分の顔を認識できなくなった。

予防
抗炎症性の食事の推奨。Omega-3/脂肪酸を多くふくむ食事がよいようだ。この2つは色々な病気にも効果がある。アルツハイマー病もこの効果の内にはいる。

新鮮な果物/野菜/クルミ(omega-3を多く含む)/養殖でないアラスカサーモン/
亜麻仁油の種を粉にしたもの→たぶん自分でミル:粉にする。オイルよりも良い。
UCLAの研究によれば、Glutenグルテンを含まない食事を続けると。初期アルツハイマー病なら、逆転していくようだ→直っていくようだ。

❖参考―グルテンについて
大麦、押し麦、丸麦、ライ麦、そら豆…実は色々な雑穀・豆類にはグルテンは含まれる。
https://www.binchoutan.com/gluten-free/index.html
上記URLはグルテンを含む食品について述べている。

◆今回のテーマとは直接関係ないが、非常に興味ある記事を読んだ。            文章の書きだしが、「あなたが信じようが信じまいが」とはじまる。研究によれば風邪/インフルエンザ時期に外へ出て、より多くの人と会話等で交わる。その罹患率は低下するというのだ。                        
また日常生活においてI/Me/mineの単語使用頻度は、心臓発作の発生率と相関性があるという。日本語的意味でいえば,私/私の家族はという単語を多く用いる人は、心臓発作の発生率がひく。言いかえれば友達/家族がいると、心臓発作の発生率は下がるというのだ。

◆もしかすれば、認知症の発生率も下げられるかもしれない?NHKのTV番組「スーパー・プレゼンテーション」で見た話がある。
アメリカのあるシスター(女性・宣教師)団体がその死後、研究のために彼女達の身体を寄贈するというのだ。
解剖をすると、彼女たちの何人かはアルツハイマー病に罹っていた。 しかし生前、その症状はまったく発現されていなかったというのだ。
この事実を発表した女性科学者によれば、日々失われていく記憶以上に、彼女たちは日々多くのことを学んでいった。                           失うものより得るものの方が多かった。結果、生前アルツハイマー病が発症しなかった 理由だというのだ。
80才をすぎると、二人に1人は認知症を発症するという現在、貴重な研究結果だと思う。

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