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80回目 体表医術から理解できたこと その3

80回目 体表医術から理解できたこと その3

体表医術の臨床から理解できたこと 
身体としては臥位における重力からの増熱/減熱条件は仰臥位/腹臥位で変わりはない。なぜ治療姿勢は仰臥位に偏るのだろうか?たぶん重力は疾患の要因ではあるが、動因ではない。 *温度:体温の意味で使用している。

考えられることは身体の熱処理法についてだ
主に3つの方法がある。肺によるCO2への赤外線の吸着。 H+イオンによる排出。皮膚からの汗を利用しての冷却。

身体は熱機関に類似している。常に熱処理を必要とする。この意味において、疾患とは
「局部的/限局的/全体的エントロピー増加」と考えられる。器官/構造/組織でおこなわれる通常熱処理機能をこえる増加のため、その熱は体内に蓄積される。

◆優先順番は仰臥位が先?
体表医術的に理解できたことは、進化生物学的に古いものほどその優先性は強い傾向があるようだ。
たとえば頭部反応はつねに体幹/四肢の反応より優先順位は先になる。言いかえれば頭部のいわゆる「コリ」のような反応をとらなければ、体幹/四肢は反応しない。同様に腹部/動脈も反応しない。 *頭部:頭蓋/頭蓋内臓の意味で使用。

理由の1つとして考えられることは
進化過程において左右体幹構造/動脈は、中胚葉系から発生する。
3胚葉は古い順に、内胚葉>外胚葉>中胚葉の順になる(Natureより)。内胚葉:腸が優位的地位をしめる理由がここにある。それに続くのが外胚葉。中胚葉より優先順番は先になるのではないか。
体表医術には皮膚そのものではなく、皮膚への投影というカタチから考えている。

❖肺/腎臓の比較
発生的には肺は内胚葉/腎臓は中胚葉になる。進化過程では肺の発生は上陸後になる。
*慈恵医大チームの研究によれば、肺/魚の浮袋の発生には、その前に共通の因子を持つも先祖がいたようだ。

一方、原腎菅は蠕形動物(扁形/環形/袋形動物を含む:現在では使わない分類)で出現する。腸管系と同時期に形成。5億年ほど前になる。

その為
身体の熱処理ではより古い腎臓が主体になるのではないのか?そこで腎臓の減熱に有利な仰臥位が、治療姿勢として先にあらわれる。

NHKスペシャル「人体」では腎臓が各器官/組織/細胞等のコミュニケーションの中心的役割を果たすといっていた。同じ発生の骨/心臓/血球等の、中胚葉系にとくにつよい影響を与えるのではないのか?

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