第57 カイロ医術 受講生にむけて・その2
第57 カイロ医術 受講生にむけて・その2
◆5/11東京地方でネットシールドが白に変化したことはメールで伝えた。言いかえれば
適合する音叉振動が、賦活(活性)区分で反応する季節条件になった。
観察精度を上げる要素が1つ増えたことになる。しかも音叉振動は安定度がたかい。
季節条件
恒常性維持機構のあるヒトでは、季節によって体温はほとんど変化しないはずだ。事実はちがう。季節によって変化する。
おそらく恒常性維持機構が身体に備わる前の「何か」に作用されている。考えられることの一つが、サーカディアン・リズムへの同調だ。生物が動植物に分化する以前からだ。
正確には地球は誕生した46億年前から、太陽の影響を受け続けている。
◆治療ミスを少なくする
ランプの「主体」は賦活(活性)区分で、目→脳/皮膚に反応する。同じく音叉振動も
賦活(活性)で動脈拍動部に反応する。
ランプと音叉振動は形態はことなるが、その観察結果は同一になる。もし同一にならないようなら、治療を必要とする箇所がまだその区分内にのこっている。精査し、治療する必要がある。
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受講生からの質問がありました
◆歩行様運動―上陸前までの系統発生学的結果に関して
ヒレの歩行類似運動には側方連続歩行/トロット歩行の二つがある。
人との腹臥位における治療過程で、「治療進行が側方連続歩行/トロット歩行の状態をあらわすことはあるのか?」と、いう質問です。
全体的に治療は仰臥位優勢で進行する。局部的にPre-majorの処理として腹臥位に転じることはある。そのような場合、1~2カ所くらい治療対象部があるかもしれない。
全体的に腹臥位に反応が移行するばあい、その治療対象部はすでに背骨/背骨に隣接している。
言い換えれば背骨/背骨に隣接した状態にまで反応が進行しなければ、姿勢決定線は腹臥位での治療を要求してくることはない。
臨床から
腹臥位はヒレ構造から影響をうけるとしても少ない。系統発生学的変化を腹臥位の治療過程で見ることはないと思う。